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圓正館の概要
「合気道 圓正館」は国際武道養正館・館長「望月 稔」師範の技と思想を継承し後世に伝えることを目的の一つとし、正風会神奈川支部を母体として、2010年9月に発足致しました。
望月師範は、柔道の創始者である「嘉納治五郎師範」の直弟子として、また、三船久蔵先生の内弟子として、厳しい修行をされておりましたが、嘉納師範より「明治維新で消失しようとしている、古武道を学べ」とのご指示を受け、講道館古武道研究会の一員として、「香取の先生方より天真正伝香取神道流」「中山博道範士より剣道と居合」「清水隆次先生より神道夢想流杖術」等を学んでおりました。
その一環として、植芝盛平先生の基で大東流合気柔術を学び、牛込若松町の道場にて塾頭として開祖の信頼を得ておりましたが、昭和6年、故郷の静岡に戻り、養正館を創建致しました。
戦時中は、行政官として中国大陸で活躍されておりましたが、終戦後、時を経ずヨーロッパに渡り合気道の指導と普及に尽力されました。
帰国後、国内外にて多くの弟子を指導されましたが、2006年、フランスにて、96歳で永眠されました。
当館は1981年「養正館」の海老名支部として開設されましたが、以後、一貫として、望月師範の教えを伝え続け、三十数年が経過致しました。
柔能制剛 精力善用 自他共栄
合気道道場・圓正館 館長 古賀 和美
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